夏の虫観察会
今日は星降る学校くまの木さんで、夏の虫観察会にお呼び頂きました。
4歳から低学年のこども達がメインで、みんな東京から来たそうです。
こういう小さいこども達には、解説型の観察会は無意味です。
でも、おとな達はそれを求めてきます。
こども達はとにかく遊びたい訳です。
『さあみんな!ここに面白い虫がいるよ!集まって!』
なんて叫んだって無駄と言うことです。
そういうお勉強は、こども達を日陰に拘束して最後にやるとして、まずは採集採集です。
まずやらなくはならないのは、無知の大人が擦り込んだ『誤った危険の認識』を取り払うこと。
自然はキケンじゃないよ、虫はキケンじゃないよって体験を持って教えてやらなくてはなりません。
積極的にこちら側が虫に触って見せてあげます。
するとこども達は、触っても大丈夫なんだと分かって、狩猟スイッチが入ります。
そうすればもうその回の観察会は成功です。
小さいこども達には、まず体験型の観察会です。
1割のキケンの為に、9割の発見を捨てるなんて勿体なさすぎますからね。
さて、明日もまた観察会です。
天気が保つといいのですが。