土砂降りのナイター

この週末は山奥でナイターをしてきました。
いろいろ目星を付けている虫がいまいたが、天気の所為か、それとも発生が遅れているのか、さっぱり来ませんで、その代わりに蛾は好調でした。

標本を作る事に対しては賛否両論あると思いますが、一々その批判に答えていたら何も出来なくなります。

イヤならやらなければいいだけです。

普通種普通種と言いたがる俄昆虫愛好家が持論を展開したところで、なんの説得力もありません。
稀少種はやはり希少種です。
普通種という言葉自体がキライですが、稀少種を普通種と呼んで大物振る輩はもっと嫌いです。

長いスパンに渡って調べて、ようやく分かるものです。

今回は初めて見るスズメガを採集することが出来ました。

ノコギリスズメというそうです。

栃木県のレッドデータブックにも記載されているスズメガです。

記録的には実に14年振りで3例目です。
今回は4頭採集出来ました。
その他にも沢山の蛾をその場で展翅するなどして、貴重な標本とデータが取れました。

土砂降りの中でタープを張り、明け方まで協力してくれた愛好会の皆さんに感謝します。