5月4日は・・

栃木百名山の明神ヶ岳にアタックする予定でした。
なんせ前回は全然違う山登っちゃいましたからね;;

しかしながら今回も明神アタックは断念。
片道3時間は掛かる山なので、昆虫採集を含んで私の脚力だと、往復で有に7時間は見ておかなくてはなりません。

しかし、いつもの如く土場に引っ掛かってしまい、大幅に出発時刻を越えてしまいました。
途中の道の駅は大賑わい。
流石はゴールデンなウィークです。

ふと足元を見ると、なんともいい感じの蛾がいます。

あ"〜!イボタガちゃんじゃないですか!
最近これらの蛾がステキに見えてきます。複雑な模様がニガテだったのですが、年を取ったせいでしょうか;;

しかしいざ捕獲となると、やはり人目が気になります。

でもそんな事言ってる場合じゃありませんよ。
このヒトゴミじゃ踏まれてしまうのも時間の問題です。

何か見てはいけないものを見るかのような、痛々しい視線を感じながらまず写真に収めます。
そしてふわりと手のひらに乗せて、逃げるようにその場を離れました。

いくら混んでいても、行く手が開けるのが不思議・・。


そんな事をしているうちに10時になってしまいました。

う〜ん、このまま引き下がるのもなんなので、別の百名山にアタックすることにしました。

っと、言うわけで今回アタックするのは『勝老山』です。

勝老山は湯西川の道の駅からキレイな登山道が整備されていて、かなり楽チンなのですが、それではあまり有難味がないので、今回は旧道から登ることにしました。

それでも道はかなり良い方です。

途中からはキチンと階段も整備されている新道に合流しまして、ハイキング気分で登山できます。

ブナもチラホラありますね。コルリを探しますが、ここでもまだ発生していないようです。
カエデもありますが、花はすでに終わってしまったご様子・・。

ヒラヤマコブハナ的洞も探してみますが、全くのNULL。

そんなこんなであっという間に山頂についてしまいました;;

ちなみに、あっという間とはいえ、1時間30分くらいは掛かってますよ。
山頂でおにぎりを食べていると、いろいろな鳥が姿を見せてくれました。

が、分かるのはウグイスをルリカケスくらいですが;

蝶もたくさん飛んでました。蝶屋さんは結構楽しめる山なんじゃないかな?

虫屋はもうちょっと気温が上がってくれば楽しいかも知れませんね。

そんな訳で、大した収穫もなく下山するのでありました。

帰りは行きに掛かった時間の三分の一で到着。

なんともあっけないものです。

さて、次回はいよいよシーズン真っ只中となるのでしょうか。
いよいよ忙しいシーズンの始まりを予感する登山でした。