カプチーノソフト

日光に行ったら、これを食べずには帰れないという物がある。
三本松のレストハウスにあるカプチーノソフトだ。
おじさんは余りカプチーノを掛けてくれないがおばちゃんはたっぷり掛けてくれる。
おばちゃんの時に行けたら、かなりラッキーだ。
ちなみにこの画像はおじさんの作ったカプチーノソフトだ。<今年の7月



味は★★★★★である。カプチーノの苦味がソフトクリームの甘味を程よく包み込んでいる。
基本的に甘い辛いを交互にエンドレスするのが、私は堪らなく好きである。
そんな私のハートを、このソフトは鷲掴みなのである。
お子様には分からない絶妙の一品だ。


今回もカプチーノソフトを食べるべく、店先に顔を出してみると、おじさんとおばちゃんが2人ともいる。
どうかおじさんに当たりませんように・・と、こころで祈りつつ店先に並ぶと、事もあろうにおじさんと目が合ってしまった。
これはイカン!と思ったが、ご注文は?という無言の光線がおじさんの目から放たれていた。
私は、その光線から目を背ける事が出来ず、思わず「・・カプチーノソフトひとつ・・」と言ってしまった。
しまった!っと思ったそのとき、なんとおじさんは「カプチーノソフトひとつ!」とおばちゃんに振ったではないか。
これはラッキーだ!なんと言う幸運なんだ!おじさんは味噌おでんに手を取られていたようだ。
味噌おでんが話題に出たので一言いって置きたいのだが、なんで味噌おでんはこんにゃくなのに、たったあれっぽっちで300円もするのだろうか。ついつい買ってしまうが、食いながら「なんて理不尽な食い物なんだ・・」と、ふと思ってしまう。
兎も角、おばちゃんにカプチーノを掛けてもらえるのは、幸先がいい。
見よ、これがおばちゃんの作ったカプチーノソフトだ!



心なしか、ソフトの立ち加減まで違うように見える。
う〜ん、これが匠の技なのか・・。


で、今回はソフトを食いに来た訳ではない。
オオトラを探しに来たのである。これは今日こそいけるかも!っと意気込みながら森へと入る。
・・しかし、その前に雲の中に入ってしまった。これではオオトラどころではない。
しばらくたたずむも一向に晴れる気配はなく、仕方なく山を下りる事にした。
どうやら、先ほどカプチーノで運を使ってしまったようだ。
これからはカプチーノを買うときは、帰りにしよう・・そう思う自分であった。


もう一つなんとなしによってしまうポイントがあり、ついつい寄ってしまう。
この時期に見ても、カメムシとバッタくらいしかいないだろうなぁ・・と思いながら木に寄ってみる。



ええ!(@@;
もう9月だぞ!っと目を疑った。擦れているとは言え、立派なヤツボシカミキリである。
う〜ん、今年はやはり、カミキリは少しズレているのかも知れない。
一向に会うことの出来ないオオトラに、もう少し大丈夫!と淡い期待をよせる自分であった。