ヨシノボリ

ムシではないが、昼休みに現場近くの川でヨシノボリ採集をしてきた。
子供の頃はもっぱら、堰にへばり付いている彼らを採ったものだが
今でもそんな風にして、彼らは暮らしているのだろうか。


少々土手を散策したのち、目に付いた堰を覗き込んで歩いたのだが
どうも彼らの姿は見当たらない。
ちょっと流れの穏やかな浅瀬も見てみたが、ここにもいない・・。


それではと、ちょっと流れのある瀬の石をひっくり返すと・・。

いたいた!(^^
立派なヨシノボリである。
ヨシノボリの居そうな岩を見分けるのは以外に簡単で、岩の下流側に
ヨシノボリの出入り出来るくらいの隙間があるものを選んで、そっと
ひっくり返すと、簡単に見つかる。
彼らは案外オットリしているので、そうそう逃げ出さない。
特に今の時期は、水温が低いため、なお更ニブい。
網なしでも掬い上げることすらできる。


ちなみに、ヨシノボリは現在は日本に9種いるらしい。
子供の頃はみんなひっくるめて「ヨシノボリ」だったが、今はいろいろ
分類されたようだ。
今回採った子は、恐らくトウヨシノボリかな。
とりあえず、メダカの友達としてつれて帰ることにしよう。

・・しかし、最近クワガタが減ったスペースに、いろいろな生き物が
入り始めて、私の部屋はいつの間にか結局、手狭になっていくのであった。