新型トラップ


某テレビ番組収録の際、仕事をする間も惜しんで考え出したトラップが、見事ボツとなった。
悔しいので、実際に使ってそのスバラシサを実感してみようと、オオセンチ狙いで仕掛けてみることにした。

その名も『採れたらイイねッ!』(悔しいので命名)。右が初号器で、左が弐号器である。


初号器はピットホールトラップのように埋込むタイプ。ベイトはサナギ粉を入れた。


獣除けのためにトラップ周辺に一味唐辛子を蒔いた。
獣がクンクンすると、とても辛い思いをするという、動物愛護団体には絶対ナイショな仕掛けがしてある。
落ち口を落ち葉や小枝で隠して完成。
もはや自分でも、どこに仕掛けたか分からなくなるくらいだ。
・・しかし心配御無用。たとえリスやカケスのように忘れてしまっても、素材は紙なので、大半は土へと返る。
これがプラコップやノムラホイホイではそうは行かない。


そんでこちらが弐号器。掘るのが面倒だ!という無精者むけのトラップだ。
地べたにおいて、落ち葉や小枝で隠すだけ。もちろん一味唐辛子をパッパと振りかける。


”・・なんだ、ノムラホイホイと変わんないじゃん。”という声が聞こえるが、ちがう!
ハッキリ言わせてもらえば、あれは小魚をとるウケだ。

”これでも雑魚が採れそうだぞ!”

返す言葉もございません・・。