始動

桜も無事に開花して、いよいよ虫屋の春が訪れました。
皆さん如何お過ごしでしょうか。

随分お久しぶりになってしまいましたが、ぼちぼち採集を開始して行こうと思いますので、今シーズンもよろしくお付合いください。

さて、渡良瀬遊水地のヨシ焼きも終わりまして、ススワタリも落ち着いたころでしょうから、そろそろかな?って訳で、遊水池にGO!です。

今回はりゅうひさんプレゼンツの採集会となりまして、とち昆から7名、関西から虫好きの学生君たちが5名の、合計12名の大採集会です。
狙うはワタラセハンミョウモドキとオビヒメコメツキモドキとアカガネオサムシです。
私個人としては、セアカオサムシね。

早速オビヒメからGO!
さすが若者!あっと言う間に臨戦態勢です。
掃除機のように石を起こしては吸い、起こしては吸い、もはや別の生き物に見えてきます。
明日の虫屋は逞しいです。頑張れ!若人よ。

これなんだと思います。
もちろん何かのうんもです。

われわれ(とち昆組)はと言いますと、こんなものやあんなものを見付けては、キベリん先生にレクチャーを頂いています。
あらためてスゴイ!キベリんさん最高!
なんで巣を見ただけで、持ち主が分かるのか、うんもを見ただけで、落とし主がわかるのか、不思議でなりませんのでその都度伺いますが、きっぱりきっちり明確に解説してくれます。

ちなみにこの画像のうんもは、『キジ』のうんもです。
私はてっきりケモノのうんもがヨシ焼きで焼けて白いのかと思いました。
キジもたぬきと同様溜め糞をするそうです。
・・知らなかった。勉強になります。

そんな事している間に、学生君たちは着実に成果を上げていきます。
目的の獲物はきっちり収めたようです。
よかったよかった。

そして疲れたおじさんグループは、まだまだ若いらいたさんに学生君たちを一任して、とっととジェラートを食べに一路道の駅へと急ぐのでありました。

また機会があったらどこかのフィールドであいましょう。>学生諸君
そしてプレゼンターを務めてくれたりゅうひさん、学生君ととち昆のコラボをサポートしてくれたらいたさん、お疲れ様でした。
参加のみなさん、とてもとても楽しかったです。お疲れ様でした。

さて、ここでちょっと宣伝。
今年はとちぎ昆虫愛好会60周年の良き年となります。
今年の採集会はいつもとちょっと違いますよ。
ナイター屋台村とアサギマダラマーキング会のお泊り観察採集会となる予定です。
ぜひ、この機械にとちぎ昆虫愛好会にご参加ください。

それではみなさん、フィールドで会いましょう。