春なのに(後編)
さて、今日の最大の目的は、現在飼育中のカミキリの餌の替え玉を拾うことにあります。
しかしながら、昨年の暮れに目星をつけておいた倒木のある場所へは行けないので、新規に倒木か落ち枝を探さなくてはなりません。
今まで踏み込んでいなかったエリアに来てみました。
‥そこそこ目的の樹木はあるようです。
ひとまず樹木を見てみましょう‥。
あ"〜!いるじゃん;;
あそこにもここにも、それがしの痕跡がみえます。
しかもそうそう古いものばかりじゃありませんよ。
なんだ、どこにでもいるやん!〉捕まらないけど;;
ホントに絶滅危惧C種なんですかね。
“局所的”と言う範囲がどの程度を指すものか分らないけど、少なくともかなり広範囲にいますね。
でもやっぱり、グィ〜ンと上空からの視点で見てみれば局所的ですね;;
真新しい痕跡を見て俄然ヤル気(?)が出てきましたよ。
わしわしと薄暗くなってきた森を歩きます。
‥倒木は見当たりませんね。
が!枝が落ちてます枝が!
う〜ん‥、今日は餌の替え玉を拾いに来たのに、これじゃ替え玉に使えません。
結局、まだ青々とした葉の付いている落ち枝を回収して帰ることにしました。
なんだかどれも入ってそう;;
まるで宝くじを買ったときの“当たりそう”な予感にも似た感覚にワクワクしながら山を降りる自分でした。
山を降り始めたころ、パラパラと雨が降り出してきました。