材箱より

ちょっと材箱を覗いてみました。

・・ふむふむ、こっちは順調に食い粕をこぼしてます。

ではこっちはどうかな・・。

おや!何か出てきてますね。

何かって、分かっちゃいるんですけどね。

おい、頑張れ!

それにしても大きな穴を開けましたね。

これなら余裕で出られるでしょう。

穴を開けるのに大分体力を使ったとみえて、このまましばらく動きませんでした。

さて、この子の正体ですが、タテジマカミキリ君です。

温室・・と言うより、虫小屋そのものが24時間暖房で23℃をキープしているので、羽化が早まってしまったようです。

野菜室に入れておいてあげればよかったかな?

現在野菜室では3頭のフクラスズメが越冬中です。

お、動きが出てきましたね。

今回は15cmほどにカットした鉛筆より少し太い程度の枝を2本食べて羽化してきました。

サイズは小さめですが、自然下で採集される個体とそれほど違いはなさそうです。

無理やり出してしまうのも可愛そうなので、このままそっとしておいてあげましょう。

他のカミキリたちも早く羽化してこないかなぁ。

春が待ち遠しいですね。