アメリカからのお客さん
昨日の話しですが、達磨さんがアメリカのシリアゲ屋さんを連れてやってきました。
シリアゲ屋さんと言うのは、シリアゲムシという昆虫をこよなく愛している虫屋さんの事です。
世界には変わった人が居るものです。
で、このシリアゲ屋さん、会った事もない達磨さんを訪ねて、単身アメリカからこの台風と放射線が降り注ぐ中、遙々やって来たわけです。
どんだけ夢中なんだよ!
と、突っ込みたくなります。
いやいや、立派立派。虫屋はこうでなくちゃ行けません。
で、当然夜は宴な訳です。
そこで考えたら…そう言えば身近な人で同じ様な事やってる人居たっけなと。
そうそう!M本師匠ですよ!
で、当然意気投合して乾杯してる訳です。
まあしかしなんですよ、何言ってるかさっぱり分からん訳ですよ。
達磨さんはペ〜ラペラと異国の言語を駆使してるんであります。
若鳥の炭火焼きを頼んだら、話しに夢中なロバート(仮名)は脇見しながら焼き鳥をつまみビールをゴクリ。
お皿のはじに置かれているゆずコショウを乗せて食べるんだと伝えようとしたら、いきなりそのゆずコショウの山をつまんでペロリ。
ゲゲ〜!と思ったら、ビールをゴクリ。
何食わぬ顔でまたシリアゲトーク。
どんだけ夢中だよ!と感心した訳です。
ともあれ、虫屋に国境はない、そう二人の師匠に教わった夜でした。
その居酒屋の厠に書かれていた言葉
『同じ世界の違う世代と語り合うより、違う世界の同じ世代と語り合う。そう言う時代。』
うん、まったくその通り。